看護師転職情報発信基地BLOG
2023年09月04日
看護師は実は法律があります。保健師助産師看護師法というものがあり、これは資質を向上すること、医療および公衆衛生の普及を目的にしてあります。ここで看護師とはどんな存在であるのか、どんなことをできるのか、というのが規定されています。
明確にいいますとまず認定は厚生労働大臣からの免許となります。そして、傷病者、褥婦に対する療養上の世話、そして診療の補助を行うことを業とする者、としています。ここで割と重要であるのが、診療の補助ということです。
つまりは、あくまで診療行為そのものができるわけではない、ということになります。医師の判断によって決められたことの補助、ということになりますから、実は単独で判断をすることというのがそんなに認められていないことになっています。意外と勘違いされやすいことでもありますから覚えておくとよいでしょう。しかし、それは医療行為に関することであり、看護業務に関してはまたちょっと違います。みづからで判断しての看護の業務自体はできるようにはなっていますのでその点がやはりスキルに直接的につながる要素となります。さて、これらの資格を得るためには国家試験に合格しなければならないわけですが、いくつかのルートがあります。好きなルートが選べるというわけではなく自分の学歴などによって左右されるので注意しましょう。
